利用者を登録する

利用者登録をすると、調達ポータルと電子調達システムを使用して電子入札や契約の操作、希望する条件に該当する調達案件の通知の受け取りができるようになります。

電子入札や契約をするには、電子証明書またはマイナンバーカードでログインする利用者として登録します。

電子証明書またはマイナンバーカードでログインする利用者には以下の2種類があります。


・代表者

会社の代表者名義の電子証明書を使用する利用者です。

利用者登録の操作をするのが会社の代表者であるかどうかに関わらず、使用する電子証明書が代表者名義であれば代表者として利用者登録してください。

物品・役務、または簡易な公共工事資格を保有する個人事業主は、マイナンバーカードを使用して登録することもできます。代表者の登録方法については、電子入札や契約する利用者を登録する (代表者の登録)を参照してください。


・代理人

代表者以外の名義の電子証明書を使用する利用者です。

代表者が代理人に権限を委任すると、代理人が電子入札や契約の操作をできるようになります。代理人はさらに復代理人に権限を委任することもできます。

代表者、代理人、復代理人の委任関係の例は以下のとおりです。

代理人の登録方法については、代表者以外の電子証明書で利用者登録する (代理人の登録)を参照してください。

代表者から代理人への権限の委任については、操作マニュアルの「事業者・利用者情報を管理する」にある「利用者登録済の方」から『委任編』を参照してください。


電子入札や契約の操作が不要で、希望する条件に該当する調達案件の通知を受け取りたいときは、IDとパスワードでログインするユーザーとして登録することもできます。

登録方法については、調達案件の通知を受け取るを参照してください。

利用者登録をすると通知メールが届きます。あらかじめ、"p-portal.go.jp"ドメインのメールを受信できるようにしてください。

メモ

電子入札や契約する利用者を登録する(代表者の登録)

あらかじめ、代表者名義の電子証明書またはマイナンバーカードを用意してください。また、保有する資格をすべて登録してください。

電子調達システムで使用している電子証明書で利用者登録できます。また、複数の電子証明書を登録して使用することもできます。代表者登録の注意事項や各画面の項目について詳しくは、操作マニュアルの利用者情報登録(代表者)を参照してください。

重要

  • 有効期限まで10日未満の電子証明書は使用できません。
1.電子調達システムへのログインにICカードまたはマイナンバーカードを使用する場合は、パソコンにICカードリーダーを接続してカードをセットします。
2.調達ポータルのトップページを表示します。
3.[利用者を登録する]をクリックします。

「利用者登録方法の選択」画面が表示されます。

4.「電子証明書・マイナンバーカードで登録」の[代表者]をクリックします。

「電子証明書の種別選択(代表者)」画面が表示されます。

5.使用する電子証明書の種類を選択し、[読込]をクリックします。

[民間電子証明書(ファイルタイプ)]を選択した場合は、使用する証明書のファイルを指定します。
「PIN番号入力ダイアログ」が表示されます。

6.電子証明書のPIN番号を入力し、[OK]をクリックします。

手順5で[マイナンバーカード(個人事業主のみ)]を選択したときは、署名用電子証明書のPIN(半角6~16文字)を入力します。

「申請する資格情報の入力(代表者)」画面が表示されます。

7.「資格情報設定」の「資格種類」で保有する資格の種類を選択します。

資格種類で[工事]または[測量・建設コンサルタント]を選択した場合は、「有効期間(開始年度YYYY)」と「府省・部局等」も設定します。

・有効期間(開始年度YYYY)

保有する資格の有効期間の開始年度を西暦4桁で入力します。有効期間が令和3~4年度の場合は「2021」と入力します。

・府省・部局等

資格に該当する府省や部局を選択します。

8.「業者コード」に必要な情報を入力します。

入力する内容は、選択した資格種類によって異なります。

・物品・役務

全省庁統一資格の業者コードを10桁で入力します。

・工事または測量・建設コンサルタント

資格番号/受付番号等を11桁で入力します。

業者コードや資格番号/受付番号等が指定の桁数に満たない場合は、先頭に0を追加して指定の桁数にします。例えば業者コードが「100」のときは「0000000100」と入力します。

番号の名称は「業者コード」、「受付番号」、「登録番号」など府省によって異なることがあります。通知書を確認して番号を入力してください。

9.[追加]をクリックします。

設定した資格情報と一致する資格が「登録対象資格情報」に表示されます。

10.「登録対象資格」で、代表者が所有している有効な資格すべてにチェックを入れます。

物品・役務、または簡易な公共工事の資格を選択してください。

11.[次へ]をクリックします。

「申請する情報の入力(代表者)(3/5)」画面が表示されます。

12.「基本情報(事業者情報)」の[反映する資格情報の選択]をクリックします。

「反映する資格情報の選択」画面が表示されます。

13.反映する情報を選択し、[反映]をクリックします。

「基本情報(事業者情報)」と「基本情報(利用者情報)」に情報が反映されます。自動で反映されない情報は入力してください。

ここで入力したメールアドレスに利用者登録の申請結果が通知されます。

14.[申請内容の確認]をクリックします。

「申請内容の確認(代表者)」画面が表示されます。

15.表示された内容が正しいことを確認し、[申請]をクリックします。

「利用者登録完了(代表者)」画面が表示されたら利用者登録は完了です。利用者登録に使用した電子証明書で調達ポータルにログインできます。

電子調達システムも利用できる状態になると、「[重要]電子調達システム利用者登録完了通知」の件名でメールが届きます。

「利用者登録申請の完了(代表者)」画面が表示された場合

申請内容、電子証明書、資格情報の内容が一致していないため、利用者登録が保留されています。登録完了のメールが届くと、利用者登録に使用した電子証明書で調達ポータルにログインできるようになります。

差し戻しのメールが届いた場合は、調達ポータルのトップページから[利用者情報修正]をクリックして、表示された画面の「差戻し理由」を確認してください。差し戻しへの対処方法は以下のとおりです。

差し戻し理由 対処方法

・代表者名相違(代表者退任・新任等)

・商号または名称相違

・住所相違(移転等)

電子証明書と資格情報で「代表者」、「商号または名称」、「住所」のいずれかが異なります。電子証明書と資格情報のどちらが正しいか確認してください。

電子証明書が正しい場合は、資格情報の発行元である府省などに資格情報の変更を申請してください。

資格情報が正しい場合は、証明書の発行元である認証局へ電子証明書の変更を申請してください。

住所相違(登記上の住所と主たる事業所の住所)

電子証明書と資格情報で住所が異なります。

電子証明書の住所が登記上の住所、資格情報の住所が主たる事業所の住所であるために住所が異なっている場合は、調達ポータル・電子調達システムヘルプデスクに連絡して、それぞれの住所を証明できる書類を提出してください。例えば履歴事項全部証明書や建設業許可申請書などです。

証明に使用できる書類の条件は以下のとおりです。

・公的な印がある

・住所の記載が2つあり、それぞれの住所にどちらが「登記上の住所」または「主たる事業所の住所」であるかが明記されている

メモ

  • 電子調達システムで複数の事業者IDを登録している場合、調達ポータルで利用者登録をすると「[重要]電子調達システム利用者登録保留通知」の件名でメールが届くことがあります。メールが届いた場合は、調達ポータル・電子調達システムヘルプデスクに連絡してください。調達ポータルの事業者IDは事業者ごとに1つだけ設定されるため、電子調達システムに登録されているIDから継続して利用するIDを1つ選択する必要があります。対応が完了するまで利用者登録は保留され、保留の解除には時間がかかることがあります。
  • 資格種類に「工事」または「測量・建設コンサルタント」を選択した場合で「入力された資格番号は存在しません」と表示されたときは、「有効期間(開始年度YYYY)」が西暦4桁で入力されているか確認してください。開始年度が正しく入力されている場合は、資格の発行元である府省等で管理している資格情報が調達ポータルに反映されていません。府省等に登録状況を確認してください。
  • 「入力された資格番号は他の事業者の資格としてすでに登録されています。」または「入力された法人番号は既に登録されています。」と表示された場合は社内の他の利用者によって利用者登録が完了しています。社内で登録状況を確認してください。

代表者以外の電子証明書で利用者登録する(代理人の登録)

重要

  • 有効期限まで10日未満の電子証明書は使用できません。

あらかじめ、代表者の利用者登録を完了してください。また、代理人名義の電子証明書またはマイナンバーカードを用意してください。電子証明書は、商号または名称が代表者名義の電子証明書と同じものを使用してください。

電子調達システムで使用している電子証明書で利用者登録できます。また、複数の電子証明書を登録して使用することもできます。

各画面の項目について詳しくは、操作マニュアルの利用者情報登録(代表者以外の代理人等)を参照してください。

電子証明書を使用する場合とマイナンバーカードを使用する場合で利用者登録の手順が異なります。

電子証明書で代理人の利用者登録をする

マイナンバーカードで代理人の利用者登録をする

電子証明書で代理人の利用者登録をする

ICカード形式またはファイルタイプの証明書で代理人の利用者登録をするには以下の手順で操作します。

1.電子調達システムへのログインにICカードを使用する場合は、パソコンにICカードリーダーを接続してICカードをセットします。

ICカードを使用してログインするには、認証局が提供しているクライアントソフトの設定が必要です。詳細は各認証局に確認してください。

2.調達ポータルのトップページを表示します。
3.[利用者を登録する]をクリックします。

「利用者登録方法の選択」画面が表示されます。

4.「電子証明書・マイナンバーカードで登録」の[代理人(民間電子証明書)]をクリックします。

「電子証明書の種別選択(代理人)」画面が表示されます。

5.使用する電子証明書の種類を選択し、[読込]をクリックします。

[民間電子証明書(ファイルタイプ)]を選択した場合は、使用する証明書のファイルを指定します。

「PIN番号入力ダイアログ」が表示されます。

6.電子証明書のPIN番号を入力し、[OK]をクリックします。

「申請する資格情報の入力(代理人)」画面が表示されます。

7.「資格種類」、「府省・部局等」、「有効期間」、「業者コード」に、代表者が登録している資格の情報を設定します。

物品・役務、または簡易な公共工事の資格情報を設定してください。

「申請する資格情報の入力(代理人)」画面ではなく「事業者情報の確認(代理人)」画面が表示された場合は、[次へ]をクリックして手順10に進みます。

8.[追加]をクリックします。

該当する資格の情報が「登録対象資格情報」に表示されます。

9.表示された資格情報を確認し、[次へ]をクリックします。

「申請する情報の入力(代理人)(3/5)」画面が表示されます。

10.「利用者基本情報設定(利用者情報)」の各項目に代理人の情報を入力します。

ここで入力したメールアドレスに利用者登録の申請結果が通知されます。

使用している電子証明書に電子調達システムの委任権限が設定されている場合は、「権限情報」に権限の情報が表示されます。

11.[申請確認]をクリックします。

「申請する情報の確認(代理人)」画面が表示されます。

12.表示された内容が正しいことを確認し、[申請実行]をクリックします。

「利用者登録完了(代理人)」画面が表示されたら利用者登録は完了です。登録完了のメールが届き、利用者登録に使用した電子証明書で調達ポータルにログインできます。また、代理人が利用者申請したことが代表者にメールで通知されます。

電子調達システムも利用できる状態になると、「[重要]電子調達システム利用者登録完了通知」の件名でメールが届きます。

画面の上部にエラーメッセージが表示された場合

画面左下の[資格情報修正]または[利用者基本情報修正]をクリックして情報を設定しなおしてください。

メモ

  • 「入力された資格は登録されていません」と表示された場合は、代表者が利用者登録していないか、代表者の利用者情報に登録されていない資格で代理人を登録しようとしています。代表者の登録状況を確認してください。

マイナンバーカードで代理人の利用者登録をする

マイナンバーカードで代理人の利用者登録をするには以下の手順で操作します。

1.パソコンにICカードリーダーを接続してマイナンバーカードをセットします。
2.調達ポータルのトップページを表示します。
3.[利用者を登録する]をクリックします。

「利用者登録方法の選択」画面が表示されます。

4.「電子証明書・マイナンバーカードで登録」の[代理人(マイナンバーカード)]をクリックします。

「PIN番号入力ダイアログ」が表示されます。

5.署名用電子証明書のPIN番号(半角6~16文字)を入力し、[OK]をクリックします。

「マイナンバーカード電子委任状の取得依頼」画面が表示されます。

6.「必要情報入力」の「法人番号」に入力し、[法人番号確認]をクリックします。

入力した番号に対応する法人名が表示されます。代理人登録する利用者が所属している法人の名称が表示されていることを確認してください。

7.「委任状発行元」で電子委任状のファイル形式を選択します。
8.[取得依頼]をクリックします。

「マイナンバーカード電子委任状の確認」画面が表示されます。

9.表示された内容が正しいことを確認し、[代理人登録]をクリックします。

「申請する情報の入力(代理人)」画面が表示されます。

10.「利用者基本情報設定(利用者情報)」の各項目に代理人の情報を入力します。

ここで入力したメールアドレスに利用者登録の申請結果が通知されます。

11.[申請確認]をクリックします。

「申請する内容の確認(代理人)」画面が表示されます。

12.表示された内容が正しいことを確認し、[申請実行]をクリックします。

・「利用者登録完了(代理人)」画面が表示された場合

利用者登録は完了です。登録完了のメールが届き、利用者登録に使用した電子証明書で調達ポータルにログインできます。また、代理人が利用者申請したことが代表者にメールで通知されます。

電子調達システムも利用できる状態になると、「[重要]電子調達システム利用者登録完了通知」の件名でメールが届きます。

・画面の上部にエラーメッセージが表示された場合

画面左下の[資格情報修正]または[利用者基本情報修正]をクリックして情報を設定し直してください。


調達案件の通知を受け取る

電子入札や契約の操作が不要で、希望する条件に該当する調達案件の通知を受け取りたいときは、IDとパスワードでログインするユーザーとして登録します。調達案件の通知を受け取る機能は、代表者または代理人としてユーザー登録した場合でも利用できます。

あらかじめ、"p-portal.go.jp"ドメインのメールを受信できるようにしてください。

利用者登録の注意事項や各画面の項目について詳しくは、操作マニュアルの利用者登録(ID・パスワード)を参照してください。

1.調達ポータルのトップページを表示します。
2.[利用者を登録する]をクリックします。

「利用者登録方法の選択」画面が表示されます。

3.[ID・パスワード]をクリックします。

「ID/パスワードによる利用者登録」画面が表示されます。

4.各項目を設定します。

ここで入力したメールアドレスに利用者登録の確認メールが届きます。

5.[確認]をクリックします。

「利用者登録内容の確認」画面が表示されます。

6表示された内容が正しいことを確認し、[登録実行]をクリックします。

手順4で入力したメールアドレスに「[重要]利用者登録確認メール」の件名でメールが届きます。メールに従って登録情報を確認してください。


以上で利用者登録は完了です。



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